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クラウドストレージのデータ移行で考慮すべき4つのポイント

2025 January 31By Mayuko Yoshitome

クラウドサービスプロバイダー間におけるデータ移行は、運用、金銭、技術など、あらゆる面での課題が生じる可能性があります。特に、元のクラウドストレージからデータを取得する際は下り転送料が発生することが多く、多くの人が頭を悩ませています。自分のデータを解放するためにお金を払わなければならないとなると、そのデータが自分のものではないように感じてしまうことさえあります。最近、ハイパースケーラーでは下り転送料の補助金プログラムを導入する傾向にあります。しかし、これはデータ保持を重視するものであり、データが自由に移動できるオープンなエコシステムが推進されているわけではありません。

また、移行するだけでは本来の目的を達成したとは言えません。データの移行後に問題を解決できるよう、低コストかつ高速で、データをすぐに活用できる安全なアーキテクチャを提供するエンドポイントが求められています。

本稿では、データの移行中と移行後における重要なポイントをご紹介します。

移行中:

1.アクセスのしやすさ:数回のクリックでデータへのアクセスが完了すること

Wasabi Cloud Sync Managerではブラウザベースのシームレスなダッシュボードが採用されており、ジョブの進行状況や転送履歴を直接確認することができます。

2.パフォーマンス:データ転送に時間がかからないこと

Wasabi Cloud Sync Managerは、他のオープンソース転送ツールよりも最大10倍の速度でファイルをスキャンすることができます。データの取り込みが高速化されることで、最小限のダウンタイムでデータを試用することができるほか、データが安全でいつでも取得可能であるという安心感を得ることができます。

移行後:

3.予測可能な価格:お客様がご自身のデータを取得するためのコストを考慮する必要がない「真のデータ所有権」を実現していること

Wasabiでは、価格設定、サービスの信頼性、高速パフォーマンスなど、すべてにおいてシンプルなアプローチを採用しており、予想外の出費に驚かされることがありません。

4.保護:保存場所に関わらず、イミュータブルバケットや業界準拠のストレージなどで常に最高レベルのデータセキュリティが保持されること

Wasabiは、追加費用なしで利用できる大規模なツールと機能を提供し、基本的なセキュリティの手間を省きます。ここには、多要素認証、マルチユーザー認証、オブジェクトロック、サーバー側の暗号化などが含まれます。

また、Wasabi Cloud Sync Managerでは、直感的かつ単一のデータ管理インターフェースでクラウド間の移行に伴う高コストと技術的なハードルを回避します。Wasabiではさらに、AWS、Azure、GCPからWasabiにデータを直接移行できるプライベート接続を提供します。そして、クラウドデータ移行における下り転送料コストの削減、遅延やボトルネックの回避をサポートします。

Wasabiの専門チームはこれまで、移行ペースや規模に関わらず、数え切れないほど多くのお客様をご案内してきました。データや障害はお客様独自のものかもしれませんが、Wasabiはプロフェッショナルな知識とともにデータ移行のお手伝いをいたします。よりシンプルかつコスト効率の高いソリューションをお探しの場合はぜひWasabiにお任せください。Wasabi Cloud Sync Managerによるデータ移行は、こちらからお問い合わせいただけます。

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